診療科の中でも競争率が高い内科、その仕事内容とは?
新人看護師として勤務するにあたってまず決めるのはどの診療科に行きたいか。
そういう人も多いかと思いますが、実は内科や小児科って競争率が高いのです。
ではなぜそんなに競争率が高いのか
それもふまえて今回はそんな内科のお仕事内容をご紹介させて頂きます!
そもそも内科とは?
内科とは投薬治療や生活習慣の改善などを用いて身体の中から治療を行う診療科です。
また患者さんが日常的におこる体調不良で病院に行く際まずは内科を受診するという方も多いので色々な診療科の中でも最も需要がある診療科ともいえます。
そして一概に内科といっても患部によってそれぞれ専門分野が異なります。
「消化器内科」、「循環器内科」などは皆様一度は耳にしたり目にしたことはあると思いますが実は内科はもっと細分化されているのです!
内科一覧
消化器内科
主に胃や腸などの消化器官や肝臓、すい臓などお腹の近くにある臓器を診療します。
疾患の例としては胃腸炎や潰瘍、他の臓器の炎症等。
循環器内科
主に心臓や血管など血液の循環に関わる場所を診察します。
疾患の例としては心筋梗塞や狭心症、高血圧などもこちらの分野になります。
糖尿病内科
こちらは名前の通り糖尿病に必要な血糖値のコントロールや生活習慣病の改善を中心とした診療になります。
腎臓内科(腎臓)
腎臓や尿を作って老廃物を体外へ排出する役目を担っておりこの機能が低下した方が透析を言われる治療になります。
なので腎臓内科の方は主に透析室や透析クリニック等に在籍されている方が多いですね!
呼吸内科
息を吸って吐く。この呼吸に必要な肺や気道、咽頭などが主な診療になります。
主な疾患は肺炎や喘息などですね。
血液内科
こちらでは血管内に流れている血液成分の診療を行っています。
白血球や赤血球など、血液内の値に異常が見られた場合やリンパ腫などもこちらの専門分野となります。
神経内科
こちらでは神経に最も関係の深い脳の病気を診療します。
脳の病気は身体の様々な所に支障をきたすので神経の反応を見るハンマーは必要不可欠ですね!
リウマチ内科
こちらは名前通りリウマチ(膠原病)を専門とする診療です。
大まかに分けてもこれだけの内科があります。
しかし!どの内科も専門分野のみで診療を行っている病院はかなり少なく、ほとんどの内科が総合内科のような状態で診療をおこなっています。
という事はこの8つの分野の知識が不可欠です。
それだけ膨大な知識が必要となるのが内科なのです!
内科を希望する人が多い理由
なのになぜ希望する人が多いのか。それは
- 内科は取扱い病院が多く、就職もしやすい
- コミュニケーションをとる機会が多い
- 幅広い疾患を扱うので勉強になる
等があります。
そして仕事内容は外来、病棟と様々ですがこちらは以前の看護師の一日をみてもらった方がわかりやすいですね!!
次回は外科編をお送り致します!
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