人間関係を爽やかに!~対医師編~

一生懸命勉強し、念願叶っていざ看護師に!
そんなフレッシュなあなたを待ち構えているのが病院内の個性豊かなドクターたち…
看護師にとって医師との連携や、普段の声かけは必須となり、新人にはかなり高度な人間関係テクニックが求められます(><)
今回はそんな個性強めな!!ドクターたちの特色をいくつかピックアップしてお届けします!

CASE1 唯我独尊!我が道まっしぐらドクター

唯我独尊!我が道まっしぐらドクター

はい!「自分が一番!」タイプのドクターですね。
このタイプは「自分の都合を優先させてほしい」「情報はキチンと報告して」の気持ち高く、これらが叶わないと不機嫌なることがあります。
そんな不機嫌になられても…となる気持ちをそっと抑えて(><)
彼らへの攻略法は、

  • 一歩下がって
  • 担当患者さんのことはきちんと報告する
  • 日常雑務をさりげなくお手伝い

することで、円滑な人間関係が築けますよ!

CASE2 あぁ!振り子!アップダウンドクター

あぁ!振り子!アップダウンドクター

感情の起伏が激しいドクターです。
ドクターに限らず、どこにでも一人はいるのではないでしょうか?
このドクターと関わるうえで一番大切なことは「振り回されない」こと!
気分屋さんだから、今は機嫌が悪いんだぁ…と受け流すことが大切です。
関わり方として、

  • 機嫌のいい時に話しかける。そして悪い時には極力話しかけない。
  • 機嫌の悪さをぶつけられても、こちらは北極ばりのクールを貫く。

ファイト!!

CASE3 暇なのか!?ぺちゃくちゃドクター

暇なのか!?ぺちゃくちゃドクター

不思議なことに、とっても忙しいはずのドクターですが時々、寂しがりやさんなのか?
いつでもどこでもおしゃべりなドクターがいます。あなたが業務の報告に行くと、「そういえばね…」「あの話知ってる?」となかなか開放してくれません。こんな時どうしますか?
「早く終わって~!」と思って聞いていると、その心が先生に伝わって悪印象に…。
正直に「患者さんを待たせています。」「業務の続きが残っていて…」と伝えましょう。
きっと理解してくれますよ!
そんなぺちゃくちゃドクターとの接し方は、

  • 時間に余裕がある時はお話ししましょう。
  • 余裕がない時ははっきりと伝えて!
  • 教えてほしい所はどんどん聞こう!親切に教えてくれるはず。

CASE4 集中力が大爆発。周りが見えないドクター

集中力が大爆発。周りが見えないドクター

このタイプのドクターの手技に付くことになったあなた。
なかなか上手くいかず、患者さんが不安になってきています…
ドクターに伝えても、自身の手技に集中しているため、聞こえているのかいないのか…
例えばこのような状態では、ドクターは患者さんの状態が把握できていません。
看護師がしっかりと患者さんの状態を把握し、ドクターに伝える必要があります。
求められることは、

  • ドクターの様子と患者さんの様子をしっかりと確認。
  • 患者さんにはこまめに声かけを。
  • ドクターには、異変を随時報告!

看護師のあなたが自分自身で判断することも求められます!

CASE5 自分のペースを貫きます。マイペースドクター

自分のペースを貫きます。マイペースドクター

マイペースドクターと接するうえで一番気を付けるべきは「ドクターの時間」に入っていかないこと。
ドクターの個人的な時間を邪魔しないことが求められます。
また、ドクターに対して責めるようなニュアンスには気を付けて!距離をとられて、ますますお仕事がしにくくなります…。

  • ドクターオリジナルな決め事を知っておく。
  • パーソナルスペースを意識しながら、フォローを入れる。

といった点を心掛けると、自然と信頼を得られるかもしれません。

こう見てみると、随分と恐ろしいところのような気がしますね…
でも、こればっかりは入職して見ないと分からない!!
もしかするともっと強烈なドクターが登場したり、み~んな穏やかで優しかったり。
それぞれの特徴を知り、人間関係を円滑にすることは大切ですが、どんな場面、どんな先生でもあなたは堂々と、冷静に自分の意思をしっかり持ち働くことが一番です。
あなたが一生懸命に頑張っていると、自然に人間関係は形成され、そこから学べることがたくさんあります。
まずは元気に挨拶から始めましょう(^^)!