看護が必要なのは術前術後だけじゃない!
実は一番ナイーブな術中看護。現役オペナースに聞いた手術中の看護とやりがい
看護師の仕事。
そういわれて思いつくのは術前の看護や検査の補助、術後のケア。
主に入院中に直接患者さんと向き合う看護・・・
そういったものではないでしょうか?
実際、筆者もオペナースの方からあるお話を聞くまではそう思ってました。
そして、オペナースの仕事とは?と聞かれたときに答えたのは「医療器具などを医師に渡したり・・・」とそれ以外答えられませんでした。
でもその回答に返ってきた答えは「手術の看護は大事だよ?」でした。
なぜ?と疑問に思った筆者に返ってきた言葉は
「麻酔を受けて眠っている患者さんは痛いとも言わないし、痛みも感じない。だからこそ起きたときに身体に負担のかからない看護が必要」
盲点でした。そうですよね。普通なら起きている患者さん相手に処置をしてその反応をみて力の加減をしたり、その人に合わせた看護が出来ます。
しかし、オペナースとなると看護をするのは眠って何も感じない、何も言葉にできない患者さん。
当たりまえの事ですが、その大変さはおそらく私が思っているよりももっと大変だと思います。
術後の患者さんにできるだけ負担がないように・・・
そう思っているのが話を聞いているだけでヒシヒシと感じられました。
今日はそんなお話の中でオペナースである友人に言われたことを質疑応答の形で書いていこうと思います。
オペナースを目指す方、興味がある方、それ以外の方も是非一度お読みください。
なぜオペナースになったのですか?
ですが、続けていくにつれて術中看護がどれだけ大切か分かり、仕事が楽しくなっていきました。
という事は、昔は違う診療科を志望していたのですか?
個人的には小児科、内科希望だったけど、倍率が高くて・・・
今、小児科・内科に異動してほしいと言われたらどうする?
具体的にどこにやりがいを感じていますか?
術中の看護って具体的にどんなものがありますか?
よくドラマでも医者が「メス」と言ってそれを渡す人いるでしょ?
正直、私からするとそのイメージしかないです・・・
それに、その時に使うものを用意するのもオペ看の仕事だから、それぞれの名前やどういう時に使用するものか、ちゃんと覚えていないといけないし、進行状況をみて次は何が必要か予測できるようになる必要がある。
あとは「外回り」といって、術前から手術の説明や手術全般のサポートをしたり、術後のケアにも入ったりします。
病棟勤務もしているので、メインで働いてるのは手術室ではないけれどオペ看、ということもありますね。
外回りとは具体的に何をするのですか?
後は患者さんの状況を把握して、不安にならないようにアシストしたりもしますね。
身体の可動域や、腰があまり良くない等、そういう情報を事前に把握することで、手術中にどの体勢であれば一番負担がかからないか等を考えたり出来ます。
最後に、これから看護師を目指す人にメッセージをお願いします。
正直、倍率の高い診療科は希望しても入れなかったり、病院によっては先輩が怖いとかあると思いますが、私も実際最初は違う所を希望していたけど今はここでよかったと思っています。
そこにはそこの良さがあるので希望した仕事じゃなくても一回一生懸命頑張ってみてほしいです。
今は昔よりも教育制度はしっかりしているし、優しい先輩もいっぱいいるので、分からなかったら正直に言って大丈夫だよ?って言いたいです。
そういってくれた私の友人はとっても楽しそうでした。
いかがでしたでしょうか?
仕事内容というよりはオペナースの方へのインタビューですね。笑
でもこの内容で少しでもオペナースの楽しさが伝わると嬉しいです。
次回は術後のケアのお話をさせて頂きます!
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