1.集中ケアCNを目指したきっかけ
学生時代は老年看護のスペシャリストになりたいと思っていました。しかし、新卒で循環器系の病棟に配属され、急性期看護に目覚め？もっと勉強したいと思うようになりました。自分のケアにもやもやすることもあり、知識や経験のなさをなんとかしたいと思い、認定看護師の研修学校を受験することにしました。ただ、認定看護師とは何かということをしっかりと理解できていなかったので、学校へ行ってから苦労しました。

2.看護師として大切にしていること
なぜその治療が行われているか、自分は何を考えケアを行い、それが患者さんにどのような影響を与えるのかを考え、根拠を持ってケアを行うことが大切だと思っています。また行ったケアがどうだったのか、振り返ることも大切だと思っています。それと、“仕事は楽しく”がモットーなので、なるべく笑顔で穏やかに仕事をしたいと思っています。

3.認定を取ってよかったこと
認定看護師として活動していくことにより、新しい情報を得たり、勉強したりできる環境にあること、組織横断的に活動できることで、相談を受けたり情報を発信したりすることができます。また、研修学校で認定の同期達と横の繋がりができたことで、他の施設ではどうしているのかなど、いろいろな施設の情報を知ることができ、患者さんにとってよりよいケアを考えることにも繋がっているので、認定を取ってよかったと感じています。

4.学生へメッセージ
救急がしたい、〇〇を目指したいなどと目標を持って入職しても、思っていたのと違うとか、理想と現実のギャップ、思い通りの部署ではなかったなど様々な思いがあるかもしれません。私が老年→集中ケアと思ってもみなかった道に進んだように、考えは変わるかもしれないし、そこで頑張れば違う道が開けるかもしれません。いつかその経験が役に立つので、その時、その場で学べるものを吸収して、次に繋げていければよいのではないかと思います。