＜がん性疼痛看護認定看護師＞

がんの患者さんは病名を伝えられた時から様々な痛みを経験されます。体の痛みや心の痛み、それ以外には経済面や「なぜ自分ががんになったんだろう」といったスピリチュアルといわれる痛みです。そういった場合、まずは身体面からアプローチを始めます。体の辛さをとることで、心の葛藤やこれからの事などを一緒に考えていけるからです。医療用麻薬などを使用する場合は、患者さんが少しでも安心・納得して内服していただけるよう
できるだけわかりやすく説明することを心掛けています。

入職して以来ずっと所属していた外科病棟には、消化器や大腸・胃など様々ながん患者さんが入院されていました。そこで医療者には言えず痛みをぐっと我慢している患者さんの姿や、影で泣いてらっしゃる場面に遭遇するたびに「もっと自分に何かできることはないのだろうか…」といつも感じていました。当院では年2回師長と面談する機会があり、そこで自分のしたい看護について相談する中でキャリアアップの道もある、というアドバイスをいただき、本格的にがん疼痛認定看護師を目指すようになりました。
勉強面では多くの知識が必要で大変なこともありましたが、助けて下さる、背中を押して下さる上司・先輩方がいる恵まれた環境なので、頑張ることが出来ました。
特に給与や研修などサポート面では非常に体制が整っているんだな、ということは学校で他の受験生と出会う中で強く感じました。すごく有難かったですね。

今は週２日は血液内科の病棟に所属して、白血病の患者さんなどに対しどうサポートするのか、現場スタッフとともに考え看護を実践しています。それ以外の週３日はがん相談支援センターという部署で様々ながんに関する相談にお答えしています。ここでは治療に対する悩みや生活面でのご相談などを院内外問わず受け付けています。またその他にも緩和ケアチームにも所属しています。
看護師として患者様にトータルに関わっていけることは非常に大きなやりがいです。

住友病院の温かいところが私はとても好きです。誰かが困っていると、必ず誰かが声をかけてくれます。当院に就職される方々には少しでも「看護っていいよね」と思ってもらえるような雰囲気づくりや環境づくりをしています。またＰＮＳの導入でとても安心して学べる環境も整っていますし、一人前になった後のキャリアアップもしっかりとフルサポートしてもらえる、ということは本当に自信を持って言えます！やりたい事、やりたい分野のある方が活躍できる病院ですよ。

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http://www.sumitomohp-ns.jp/