関西 / 大阪府 / 大阪市北区中之島5-3-20 住友病院
分かると楽しい!それが専門看護師の魅力です。
住友病院 関西 / 大阪府 / 大阪市北区中之島5-3-20 吉見千絵
役職
認定看護師
卒業校
大分大学大学院医学系研究科

<がん看護専門看護師>
【看護部の理解、ニーズを感じて住友病院に】
この病院を選んだのはがん看護専門看護師に対しての看護部の理解、ニーズを感じたからです。またバックアップ体制も整っていると感じ入職を決めました。
がん看護専門看護師として現場での私の役割は、例えば終末期の患者さんに対してその方の身体的症状や精神的不安を理解し、その方が一日一日を大事に過ごしていただけるように関わっていくという「実践」や患者さん、家族はもちろん看護師、ドクター、MSWなどの他職種それぞれから意見・情報を集めて、どうするのがいいのか間に立って考える「調整」の役割。また時には、その方を受け持つ看護師がどんな風に途切れの無い看護をしていくか、それを一緒に考えていく「相談」を受けています。
そして、発表される新しい論文に目を通してそれをどんな風に現場で活用できるか、日々情報収集をする。なおかつ自分でも「研究」をし知識を深めていく。
その他にも「教育」「倫理調整」を含め、がん看護専門看護師には6つの役割があります。

【「死」を目の当たりにしたときに自分はどうしたいか?】
高校3年生の春に、国連主催の弁論大会に出場しニューヨークへ行く機会がありました。そのときに見た映像で私は看護師になることを決めました。
それは、貧困層のとても多い国で道端で人が亡くなっていく様子を映したものでした。それを見たとき、自分がその場にいたらどうしたいだろう?と考えたんです。答えは「その最後の瞬間をその人がどれだけ温かい状態で迎えられるか」。それが私のしたいことだ、そう感じました。
それがきっかけになり、看護師になることを決めました。
看護師を目指している方なら同じように何かきっかけがあったはずです。看護師になって辛いことにぶち当たったとき、そこに振り返ること。それはとても大事なことだと思います。きっかけは是非大切にしてください。

【今、看護がすごく「楽しい」と感じる】
認定を取得するのは正直、とてもしんどかったです。何度止めてしまいたいと思ったか分かりません。
でも取得した今は以前と違って看護が「楽しい」と思えるんです。今までは分からないことがあるから辛いと感じることが多かったけれど、今は分かる。それがすごく「楽しい」。
そのことをできるだけ多くの人に伝えたい!それも私に与えられた役割だと感じています。
是非この住友病院で、一緒に看護という仕事を楽しみましょう!

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住友病院 看護部HPからお問い合わせください。
http://www.sumitomohp-ns.jp/