～地域のみなさまのお役に立つ病院を目指して～

　当院は、創立以来「人生は芸術である　医療もまた芸術である」との設立の理念を掲げ、周囲を緑に囲まれた豊かな療養環境の中にある大阪府南部、南河内地域の基幹病院です。
50数年の歴史の中で培ってきたチーム医療と2006年に新築した病院の利点を生かし、良質で安全な医療・福祉・保健サービスを提供することにより、地域社会の健康増進に貢献することを目標としています。

　地域の医療機関が協力しあって、患者様の健康を守る仕組みとしての「地域医療連携」もしてまいりました。「地域医療連携」とは日頃の健康管理や軽い傷病については、地域の診療所などの「かかりつけ医」が担当し、専門的な検査や入院診療は病院が担当することで、患者様にとってより適切で良質な医療をスムーズに提供しようとする仕組みです。

　当院は地域の急性期病院としての役割を果たすために、地域医療連携を積極的に推進しております。
その推進を担う「地域医療連携室」を独立した部門として設置し、病診連携登録医制度の充実をはじめ地域の診療所などからの紹介を積極的に受け入れています。

　また、地域の救急医療へのニーズを的確に捉え、救急診療部を設けて、広域小児救急や内科二次救急などの救急医療を行っています。
　医師や看護師、薬剤師、理学療法士などの医療スタッフを地域へ派遣し、市民検診や母子保健事業検診、難病患者リハビリステーション指導のほか、地域の方々を対象に健康講座を開催しています。

　また、将来地域医療に貢献する人材を育成するために多くの職種にわたって実習生を受け入れています。