その他さんさん

始まりは偶然やってみたら深遠

/ / その他さん (兵庫県立総合衛生学院)
ただ単に奈良に住みたくてやまと精神医療センターに移ってきた私。
「さすが奈良の病院。院内に古墳がある・・・」と面白がっていたのも束の間。
配属された病棟は「動く重症心身障害者病棟」でした。
そもそもどういう人たちのことなの?調べたもののピンとこない。
なかなか馴染めず私には無理かも・・と考えていたある日。
午睡をしていた受け持ち患者を部屋に起こしに行ったときのことです。
患者さんは眠い目をこすりながら小さい子が「起こして」とするように私に手を伸ばしてきました。
たったそれだけのことだったんですが「私はこの子に信頼されている。この子を裏切れない」と感じたのです。
それ以来、少しずつ患者さんに関心を抱き始め、「なんで、自分で自分を叩くの?」「なんでそんなにこだわるの?」「何を訴えたいの?」「なんでなんで?」「どうしたらいいの?」と思いながら看護し続けて早5年。
今では重症心身障害看護をライフワークにしようとしている私がいます。
正直なところ山Pとか江口洋介とかがドラマ化しているような病棟ではありません。
ですが、重症心身障害看護にはやった者にしか知ることが出来ない魅力があるのです。

4病棟(重症心身障害)勤務