配属先：ICU

那須赤十字病院では、新人教育の1つにプリセプター制度があります。新人1人に1人の先輩が担当となり、技術的な指導や、日々の看護業務の疑問、不安に対して話しを聞いてくださいました。　私のプリセプターさんは3年目の先輩で、一番最初に「一緒に勉強しよう。」と言ってくださったことが、１番心に残っています。入りたてで、緊張していた気持ちが、軽くなった言葉でした。その後も患者さんを一緒に見ながら自前の教科書や参考書を一緒に見てどういう状態なのかアセスメントしてくださったり、看護技術もマニュアルのあるべき場所や内容の確認をしてくださいました。

心の面では、月に1度や2度一緒に食事をしながら今私がどう思ってるのか、不安はないか話を聞いてくれました。プリセプターの先輩と勤務が同じでは無いときにミスをしてしまい、家に帰っても落ち込んでどうしようもないとき、泣きながら電話越しに話を聞いて頂いたこともありました。仕事の事だけではなく、プライベートなことや同期とのことなど、何でも話すことができ、本当に信頼、尊敬出来る先輩です。患者さんの声や思いを1番大切にしている先輩をそばで見て話をきくうちに、私も患者さんの声をもっと大切にしたいと思うようになりました。仕事が遅いと悩む私に「患者さんと関わるための余裕を持つようにしている。」と先輩は話して下さり、自分はこうしていると丁寧に助言をくれました。私も、小さな悩みも丁寧に返してくれる、こんなプリセプターなりたいと思っています。