R.Tさん

一緒に働きましょう!

/ / R.T ( )
長く医療の現場に身を置くと、心底「恐ろしい」と思う事があります。
自分の力不足への自覚ではありません。
多々ある疾病に対する医療における限界への絶望でもありません。

「死」という感覚への麻痺です。

医療の現場において死に立ち会う事は必ずあります。
初めのうちは、その終焉というものの重さを深く受け止め、向かい合う私たちですが、明日の為、自分の為に気持ちを切り替える術を学びます。
それは看護師として大切な事でしょう。
しかしそれを繰り返すたび、「死」という感覚は確実に麻痺していく事が驚くほど多い。
恐ろしいのは、その「麻痺」に気づかない事です。

患者様が治療の成果虚しく亡くなられた時、医師が泣いているのを見たことがありますか?
師長が、看護師が泣いているのを見た事がありますか?

私はこのツカザキ病院でそれを見ました。
その姿に全力で人間と関わる「人間」を見ました。

医療に従事し、社会に貢献する者として、私たちは「プロフェッショナル」でなくてはなりません。何より患者様のために。
しかし、その根底に「人間」が無くてはならないと思うのです。

患者様のために。

その精神を忘れず実践し、活動し続けているこの病院で、一人でも多くの医療従事者が大切なものを見つけられる機会に恵まれる事を願っています。