実習が近づくにつれて、理由もなく不安が大きくなっていく。「ちゃんとできるかな」「迷惑かけたらどうしよう」そんな気持ちで、落ち着かない日々を過ごしている人も多いと思います。
実習初日が来る前から、ずっと緊張している
まだ何も始まっていないのに、頭の中では最悪の場面ばかり浮かんでしまう。実習前から気持ちが張りつめてしまうのは、とても自然な反応です。
実習は、これまでの座学とはまったく違う環境です。初めての病院、初めての指導者、初めて見る患者さん。正解が分からない状態で、常に「見られている」感覚が続きます。
情報量が一気に増えるうえに、失敗できない空気を感じやすいので、心が先に疲れてしまうんです。
怖さが出るのは「向いていない」からではなく、環境と緊張度が一気に変わる時期だから起きやすいことです。
「怖いと思う自分は向いていないのかも」と感じることもあるかもしれません。でもそれは、あなたが弱いからではなく、環境と緊張度が一気に変わる時期だから起きていることなんです。
指導者や看護師さんの反応が気になってしまう
声をかけるタイミングを迷ったり、表情をうかがってしまったり。ちょっとした反応ひとつで、必要以上に落ち込んでしまうこともありますよね。
現場は忙しく、看護師さんたちにも余裕がないことが多いです。そのため、実習生に対する関わり方が淡泊に感じたり、冷たく見えたりすることもあります。でもそれが、あなた個人を否定しているとは限りません。
実習の最初の週は、評価よりも「存在に慣れる」期間です。学生も、指導者側も、お互いに距離感を探っている段階です。
最初の居心地の悪さは、能力不足より「関係性がまだ育っていないだけ」のことがほとんどです。
看護学生としての「最初の1週間」の捉え方
最初の1週間を「完璧にやる期間」だと思うと、気持ちが追い込まれてしまいます。少し見方を変えて、「場に慣れる時間」と考えてみてもいいかもしれません。
最初の1週間は「できるようになる」より「雰囲気と流れに慣れる」ことが目的でも大丈夫です。
分からないことがあって当たり前、緊張してうまく動けなくても自然。実習は、いきなりスムーズにできるようになるものではありません。まずは、雰囲気や流れ、人の動きを感じ取るだけでも十分です。
実習のしんどさは、指導体制や関わり方によって大きく変わります。声をかけやすい雰囲気があるか、質問を受け止めてもらえるか。そうした環境の違いは、学生の感じる不安に直結します。
これから看護師として進んでいく中で、「ここなら安心して学べそうか」という視点を持つことは、とても大切です。ナスナスでは、条件だけでなく、職場の雰囲気や教育体制についても知ることができます。今すぐ何かを決めなくても、「知っておく」こと自体が、自分を守る選択になります????
実習が怖いと感じる今の気持ちは、逃げではありません。それだけ真剣に向き合おうとしている証拠です。最初の1週間、全部うまくいかなくても大丈夫。少しずつでいいので、自分のペースで乗り切っていけたら十分です。
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